- かいこ
- I
かいこ【回顧】(1)過去を振り返ってみること。
「往時を~する」
(2)うしろをふりむくこと。II「数十歩にして~すれば少女佇立して目送す/花柳春話(純一郎)」
かいこ【懐古】昔のことをなつかしく思うこと。 懐旧。III「子供の頃を~する」「~談」「~趣味」
かいこ【揩鼓】⇒ 摺鼓IVかいこ【蚕】〔「飼い蚕(コ)」の意。 普通, 幼虫のことをいう〕鱗翅目カイコガ科の蛾。 開張約4センチメートル。 全身灰白色, はねに褐色の帯の入る品種もある。 胴の太い割にははねが小さく, 飛べない。 幼虫は体長7センチメートルほどの白いイモムシで, 桑の葉を食べる。 繭から絹糸をとるため数千年前から中国で飼育され, のちに世界中に広まり多くの改良品種ができた。 日本では春蚕(ハルゴ)をはじめ夏蚕(ナツゴ)・秋蚕(アキゴ)などと称して農家での養蚕が盛んであった。 カイコガ。 家蚕(カサン)。 ﹝季﹞春。Vかいこ【解雇】使用者が雇用の契約を一方的に解約して使用人をやめさせること。 くびにすること。⇔ 雇用「合理化に伴い百人が~される」VIかいこ【開口】「かいこう(開口){(2)}」に同じ。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.